HNP杯自戦ふりかえり(ししとうさん戦)

HNP杯予2戦目。ししとうさん戦
試合が長いのではしょるかも。

1セット目
後手番。A2567889TQK、どこかで見たことあるような手札。

し:全出し(P)
全出しをされ、こちらの手が制限されている感じです。

な:D(4)、全出し(P=A35567TQQQKK)
ペナルティで引いた札は悪くないものの、Jがないので扱い辛い側面も。
後から考えると全出しではなく、T9~KQ~8867というのが自然だったかもしれないです。KQが通れば勝ちだし、KKで返されても相手の残り手札が思うようになってない可能性が高いのでそれも一局でした。先にKQを出されてもこちらの絵札が温存できたと考えるなら戦えそうです。

し:8629
な:D(2)8866=5*5(P=3499T)
当然overKJQJを警戒します。一方こちらはパッと見KQKQが最大に思えました。KKはじまりでないときついと思ったのでカマトト。

し:11647(P)
4枚だしっぽく見える。山札が尽きていてJを独占されていると分かっています。相手は相手でJの扱いが大変なのか?

な:T.O.
KKQKを軸に考えていたものの、残る札が22455667889TTTQQQで偶然多め。こちらから動くのは厳しそうだと思いこれを全部出して出会いにいく方針へ。ただし時間がなくなった。(スマホのダブルタップを繰り返してしまい時間浪費した)

し:T.O.
相手も時間切れ

このあとお互い出会い狙いで全出しを繰り返します。

し:8629
な:T.O.
KKQKの前に何かを出したかったが大量の偶数が重く、時間切れで実質パス。
実はKKKQもあり、その場合AA455678899TTTQQQで奇数が増えるので、可能な手が増えてました。しかも8629で2を使っていたので向こうからKKKQはこない。

し:J7JJ
な:KKQK
し:パス
結局偶数が多く余る進行にしてしまい苦しい。

な:57

な:全出し(P)
Jを回収できたものの、山札全部とはいかず手札にKが2枚になってしまう。

し:6427
な:6565(P)
Kを回収しにいくも頓死筋。

し:13131011=31*423581#
相手の手札枚数を意識しておらず負けにいった格好でした。ひどい。


2セット目も後手。
A33479TJQKK。先手ならという手札。

両者全出し失敗からスタート
し:全出し風(P)
ここで山札が尽き、こちらの絵札TTTQQJJKKでそれ以外は相手。少枚数では打ち負けそうなので多枚数を考え、KKTTQJQJを軸としました。

な:57

な:99732113
小さい8枚を出そうとするが失敗。残り手札を3の倍数回避していると時間がなくなり、1001チェックできず。

し:57

し88819
5枚出し。KKQKJがあると思っていたので一気につり上げにいきました。
な:KKQTJ
し:パス

な:57

な:7QTJA36399
し:441081112126711(P)
これでKKQTJを回収され、後戻りの出来ない状況。

な:57

な:42102139(P)
出会いにいくもダメ、大勢を決した感じ。あとはあがきつつワンチャンを待つ展開。

し:86423
な:9TQTJ
し:9TQJJ
な:パス

し:6565A
な:9432A
し:441021(P)
ここでワンチャンが来ました。

な:A327367(P)
形勢を考えると千載一遇のチャンスでしたが、活かせないようでは。

し:888A9
な:9TQTJ
し:9JQKK
な:パス

し:57

し:8QT67
な:パス

し:KKQXJ
な:パス

し:4410253#
と、先に攻めるも攻めが切れて負けました。


1セット目は思考が固く、KKQKに固執したりカードのカウンティング(というより引き算)を怠ったりと試合に望むべき姿勢ではなかったです。結果論気味ではあるものの、運否天賦である全出しペナルティ任せにせず、最初の手番でKQを切り札にする方が後手番の作戦としてはよかったかもしれません。(最初の2枚だしでカマトトされると震えるが)

2セット目はKKQTJのあとの展開に自信がないのなら全出しして振り出しに戻すべきでした。結果絵札を持っていかれ粘りづらくなりました。

総括として、ししとうさんはリスクを上手く負っていて余裕を感じさせる立ち回りでした。一方私はリスクを潰す方向へ走り、結果動きにくくなっていました。そこをいい感じに突かれた(あるいは突かれにいった)印象です。
色々なプレーヤーと戦えるようにプレイングの幅を広げたいですね。全出し後の手札に柔軟に対応できるように訓練したいと思いました。また、頑張ります。