HNP杯自戦ふりかえり(完全数さん戦)
久しぶりの自戦記です。
今回参加しているHNP杯という大会で予選は全4試合、3勝すれば突破確定で2勝だとボーダー争いに巻き込まれます。
なので大事な初戦となります。
1セット目、先手を引けました。
で、初期手札が
な:223368JQQQK。
な:D(9)、ドローして以下の格好。
どうしましょうか。絵札枚数は5枚と多いものの全部使うのは3の倍数なので無理。
もう一度引きたいところ、絵札を引けば3/4で手が作れます(QTJK,KJQJ,KKJ)。
で、選択したのが、
な:Q=2*2*3
自分でも理論的な根拠があったわけではありません。
なんとなく理由を挙げるなら、
・先々Q3枚が重くなる可能性があった
・一枚出しとしては強い
・相手が返すならKかXを使うことになるので、消費させたい
2番目の理由が大きいです。KやXを持っていなければ手番を離さず、またドローできます。
1番目はフィーリングというか自分の覚えている素数傾向に基づいているので絶対的ではない。
3番目はメリットかどうか怪しいですね、このあとそのように進みますが全出しのチャンスを与えています。
完:D,K
なD(A),%
完:D,101212347789911(P)
な:D(6),A36689JQQK(P=AA6789TJXX)
全出しされた以上こちらもするのですが、3の倍数になっていたので早く手を渡すために小さい順に出しました。
3の倍数を回避する方法もありますが、万が一通って返された場合負けに繋がるので合成数と分かっていても全出しです。
ちなみに引いたペナルティが絶好です。ジョーカー2枚は言わずもがな、革命やQTJK素数に使いやすいAもあります。
完:D,57
完:D, 25786A
な:D(4),88663A(P=22334Q)
6枚出しをされました。こちらにジョーカーを使ったKKKQQJがあったので何か適当に出そうと思ったのですが普通に間違えました。
完:D,97843、こちらがペナルティを受け山札が回った関係でKが完全数さんに行き、KKQKJを作らせてしまいました。
こちらからKKQKJを先に出さなければ行けないかと思いました。しかしジョーカーを2枚使う上に相手は絵札が温存できる。気が進まないことこの上ないです。
そこで、
な:D(5),98643=3*6(P=257786A)
カマトトをして山札を全回収しました。これによりKKQKJにはKKKQJと返せます。この進行になった場合、相手に絵札を消費させ、手札の多さもありこちらが戦えます。
完:D,599
3枚出しをされますがこちらにはKKQがありどうころんでも負けない3枚出しです。なので、素因数を使ってしまわないように(1敗)3枚出しを進めます。
な:D(7),66A
ドローが7であることは知っていたので引きました。グロタンカットや何かしらの素因数など使える場面が多い。
完:D,8TK
な:JQJ
今度はドローが4のはずだったので引きませんでした。
完:KKJ
な:KXQ=29*283*24^4|X=K
完:D,%
予定通りのKKQ、相手の残りが8枚なのでQTJK素数を絡めて勝てそうです。
な:7QTAAA3459867
完:D,%
な:57
な:57
な:683#
おそらくカマトトして7を2枚引き入れた場面でこちらがはっきり良くなりました。
ずっと相手に手番を持たせていたので出会いで上がられる危うさもあり少々怖かったです。
2セット目も先手。
な:22334459TKX
QTJKやKQ、KKJの変化があるのでドローの一択。
な:D(Q),T3
KQ=4X*2^4*2と出せるようになったので2枚出し。(QTJK素数は残る札がよく分からなかったのでやめました)
完:D,8J
な:KQ=4X*2^4*2|X=A
完:D,%
実はKKを出せるようになっていたがパスしてしまったそう。危なかった。
な:593#
今セットは無難に勝ったようですが、初手は59(KQのあとにT33)でTを温存したほうが先にKQ、KKを出されたりカマトトされたりしたときにやりやすかったと思います。